頑張るあなたに残業代請求
2018年1月7日

固定残業代制は残業代が一律の制度ではない

制度を誤解、または悪用されるものに固定残業代制がありますが、これは残業時間と無関係に残業代が一律して良いと認められている制度ではありません。

給料の中に事前に一定の残業時間を含めて支給することには問題はありません。しかし、適用すれば労働基準法の労働時間の規定から除外されるものではなく、法定労働時間を超えて仕事をしたのであればその分の支給が必要になります。正しく運用するには固定残業代制に何時間分の残業代を含んでいるのか明確にしておかなければなりません。

そのためこの見込み時間の範囲で残業を行ったのであれば、その時間に関係なく一律で支給されますが、超過しているのであれば追加で支給されます。見込み時間を定義していない、基本給を明確にしていない、従業員の同意を得ていない場合には固定残業代制は無効になるため未払いの残業代を請求できます。

適切に扱われていないことに気付いたときは会社に改善を求めましょう。制度を誤解しているだけであれば応じると考えられますが、故意に悪用しているのであれば改善は見込めないので弁護士などに依頼して訴訟を起こす必要があります。固定残業代制では残業代以外の未払いが発生するケースもあるため、就業規則で基本給を確認しなければなりません。

基本給は様々な手当を算出する際のベースになり、これを低くすれば人件費の削減になります。見込み時間を増やすほど基本給を減らせますが、増やし過ぎて最低賃金よりも少なくなったのであれば未払いなので請求できます。

固定残業代制の残業代についてはこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です